寒さ本番!「冬越し」について改めて知っておきましょう♪
green-interiorこんにちは!M子です。
やっぱり12月の寒さはこたえますね!作業着も真冬仕様になってきました。寒い…。
皆様もそろそろ本格的に師走の忙しさに追われている方も多いのではないでしょうか。グリーンインテリアでも大掃除をはじめたりと少しずつ年末感を感じております。
さて、観葉植物を育てていく中で必ず通るのが「冬越し」のトラブルです。今回は寒さが厳しくなる前に知っておきたい観葉植物の冬越しについて書いてみたいと思います◎
そもそも冬越しってなに?という方も多いと思います。
観葉植物は殆どが湿度や温度が高い熱帯や、日中高温になる乾燥地帯などの原産が殆どです。
そのため、日本の冬は寒さが厳しく、管理に気を配らないと根や葉が痛んでしまうのです。根や葉が動き出す暖かい春まで寒さで観葉植物が痛まないように管理をし、冬の寒さを乗り越えることを「冬越し」と呼んでいます。
植物を長く元気に育てるためにはこの冬越しがとっても大事なんです!
冬越しが観葉植物にとって大事ということがわかったところで、冬の間に気を付けたい4つのことをご紹介いたします。
【1.お水の温度に気を付ける】
冬場のお水やり、みなさんどうしていますか?グリーンインテリアでは毎年夏休み前と冬休み前にご案内を出しているので知っている方もいらっしゃるかと思いますが、真冬の冷たいお水で水やりをすると、根が傷んでしまう場合があるので注意です。
冬場は室内でも朝晩はやはり冷え込みます。キンキンに冷えたつめたーいお水をそのまま観葉植物に与えてしまうと、水の冷たさ+朝晩の寒さで根が冷えて、品種によっては根が傷んでしまい、葉や枝がしおれたり色が変わってしまったりすることがあります。
冬の水やりは、できれば常温かやや暖かいお水で与えるのがお勧めですよ!
【2.とにかく冷気にあたらないように気を付ける】
屋外に出している植物をお部屋の中へしまうのはもう済んでいるかと思いますが、実は盲点なのが窓際です。外気の寒さが窓から入ってきてしまい、窓側の葉だけ寒さ焼けをしていることがあります。
春夏よりも、すこしだけ窓から離して置いてあげると葉の痛みがでないのでお勧めですよ◎
実は私も去年の冬に、自宅の窓際に置いているフォロトシア・グランディフローラムを葉焼けさせてしまい(ややパープルになりました)まして…。生育上は問題なく色味も春には戻るのですが、フォロトシアは初の冬越しだったのでちょっとヒヤリとしました…。
屋外で管理してもOKな植物たちは、雪が積もったままにしておくと凍傷して葉焼けしてしまいますので、雪予報の際はネットをかぶせたり、翌日かならず雪を払うのを忘れずに。
【3.女子並の保湿を心がける!】
秋冬はそもそも空気が乾燥し、観葉植物が大好きな多湿からは遠のいてしまいます…。そのうえエアコンを付ける時間も長くなるため、より空気が乾燥してしまいますね。
枝葉の乾燥は、観葉植物の大敵「ハダニ」の発生リスクが上がったり、葉の痛みに繋がったりしてしまいます。せっかく春夏に出たきれいな新芽たちを冬場乾燥で茶色くさせてしまったりするのは勿体ないです。ですので、とにかく手があいたら霧吹き!!です。
特にゴムの木系やアマゾンオリーブ、リーフ系の植物は冬場の霧吹きをお勧めします。また、新芽が出ている場合は加湿をしてあげるとよりきれいに新芽が開きます。ぜひ試してみてくださいね◎
…加湿にはグリーンインテリアのオリジナル霧吹きがお勧めです。なんか宣伝みたいですがオススメなんです。霧が細かいミストタイプなので、植物に細かく密着してくれるだけでなく、「床がびっちゃびちゃにならない!」んです!!!これ面倒くさがりの私が一番推しているこの霧吹きのいいところです!これはいち植物ファンとしてもかなりいいアイテムだと思います。
これから霧吹きをお求めの方はぜひ…。リンク貼っておきます…。
水分計とセットもございます。
【4.意外と水の頻度は減らないと心得るべし!】
床暖房やエアコンを使っていると、実は春夏と変わらないくらいの頻度で土が乾くというお客様が多いです。実際、私の家の植物たちも、木本類(枝があり葉が付いているタイプの植物)はやや水やりの間隔は空きますが、リーフ系の植物たちは夏場同様の頻度で与えています。
店頭でも窓際の植物たちは特に土が乾いていることが多いため、必ずこまめに確認するように気を付けています。また、土が乾ききってしまうと水を吸い上げづらくなることもあるので注意したいところです。
冬だからと杓子定規に土の乾きを水にほったらかしにせず、ぜひ土の乾き具合を確認してあげてください。実は乾いていることがありますよ!
この4つ、知っていると観葉植物のもちや状態が良くなります。それぞれ知っておけばすぐに実践できる簡単なことですので、ぜひ今年の冬はポイントを押さえた観葉植物の「冬越し」をしてみてくださいね♪
M子
観葉植物専門店グリーンインテリア