A GREEN LIFE ! > 「観葉植物につきもののアレ、うまい付き合い方のコツ」

「観葉植物につきもののアレ、うまい付き合い方のコツ」

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A GREEN LIFE !

※この記事には虫の写真がありますので苦手な方はご注意ください。(★‿★)

 

観葉植物に限らず植物を置いていて、避けることの出来ないお話です。

よく店頭にいて「虫が出ない植物が良いです」と言われるお客様がいらっしゃれますが、

結論から申し上げますとまず無いです。ε-(◔д◔;A)

生きているものである以上、ついてまわる事をご理解頂くうえで、

観葉植物でメジャーな害虫「カイガラムシ」についてのお話になります。

 

さてカイガラムシとは

 

カイガラムシはカメムシ目ヨコバイ亜目腹吻群カイガラムシ上科に分類される昆虫で、セミ、カメムシの親戚にあたります。一般的には約400種はいるとは言われています。

カイガラムシは、針のように細い口吻を植物の幹や茎などに差し込んで、養分を吸汁しながら生活しています。多くの種は移動せずその場で養分を継続摂取しているため、足が退化する傾向にあります。但し生涯を通じて移動できる種もいます。

カイガラムシというと堅い殻を背負った虫をイメージしますが、植物に固着して生活しているのは雌成虫で、雄はサナギになって変態し、一対の羽を持った成虫になります。雄成虫の口は退化しており、寿命は数時間から数日で、交尾を終えるとその生涯を終えます。

※カイガラムシの中には雄の見つかっていない種も多くあり、これらの種は雌だけによる単為生殖によって繁殖しているとされています。

交尾を終えた雌は産卵しますが、卵は綿につつまれたような形状のもの、殻の下に産卵するもの、雌成虫の体内で成長し生まれると同時に羽化するものなど様々です。

幼虫は1㎜前後と小さく、注意していてもなかなか目にすることはありません。

多くのカイガラムシが背負っているカラのようなものは、虫体被覆物と呼ばれます。

虫体被覆物の主成分は余った養分と排泄物で、ロウ質の分泌物となりカイガラムシの体表から分泌されています。

カラを被っていないように見えるカイガラムシもいますが、その体の表面はロウ質の分泌物で薄くコーティングされています。

 

一般的に観葉植物に付くカイガラムシは、

「タマカタカイガラムシ」

「ヒラタカタカイガラムシ」など

 

成虫になった時に葉や枝に固着するタイプ(見た目は貝殻のような形)と、

 

「コナカイガラムシ」のような

 

成虫でもフラフラ歩き回るタイプ(体に白い綿状の分泌物に覆われている)がいます。

 

 

カイガラムシは、植物の枝や幹、葉に付着して吸汁して生活しています。

楕円形やお椀型、扁平な円形で一見して昆虫には見えませんが、つぶすと色の付いた体液が出ます。(*゚O゚*)

 

寄生された植物は生育に必要な養分を奪われるため生育が悪くなり、数が多い場合は葉枯れ枝枯れを起こしてしまいます。

 

その他大きな問題となるのが、カイガラムシが寄生することで誘発するすす病という病気です。

 

カイガラムシの排泄物や分泌液には、植物から摂取した余剰な糖分が多量に含まれています。

この糖分を栄養源として、「すす病」が発生します。

すす病にかかった植物は、枝や幹、葉が「黒いすす」のようなもので覆われます。

また、すすに覆われた葉は光合成が阻害されるため、生育にも影響を及ぼす病気です。

すす病に対する直接的な対策は無く、原因となる害虫を駆除することが唯一の対策となります。

カイガラムシの他に、アブラムシやコナジラミなどの吸汁性害虫の排泄物からも誘発されます。

 

上記の内容が、カイガラムシの生態やそれに起因する症状や病気などです。

 

でも決して駆除できないものでは無いです。

基本は強い虫ではありませんが、成虫になり殻を持つと薬剤が効きにくくなります。

そこで当店では、この様な形で対応をしています。

 

① まずは捕殺

気持ちの良い作業ではありませんが、薬剤の効きにくい成虫に対しては最も効果的です。

枝や幹に付着しているカイガラムシを、ヘラやブラシを使ってこすり落とします。

私はいつも物で潰しています。これが一番やり易いと個人的には思います。(*゚O゚*)

 

また剪定可能であれば、密に発生している箇所を剪定してしまうのもひとつの方法です。

そして冬ではなかなか厳しいですが、シャワーなど流水で洗い流します。

ここで第1段階完了。

 

② 薬剤散布

成虫にも効果が期待できる浸透性のある薬剤を使用して下さい。

当店では、「カイガラムシエアゾール」を使用しています。

 

ただし堅いカラを持つタイプのカイガラムシには薬剤の効果はあまり期待できません。

成虫を見つけたら①のようにこすり落とす作業を繰り返すことになります。

また幼虫であれば薬剤がよく効きます。

幼虫の発生時期は種によって異なりますが、おおむね5月~7月の時期に一度は産卵し羽化します。

この時期に薬剤を使用することによって、カイガラムシを幼虫の時期に駆除することが出来ます。

 

またカイガラムシの予防方法ですが、

カイガラムシが好むのは暗くてほこりっぽく乾燥するところです。部屋がそのような環境になっていると、カイガラムシが繁殖しやすくなり増えやすくなる原因です。

特にマメな葉水が効果的ですね。(*゚O゚*)

 

これは当店オリジナルの霧吹きです。

とても細かいミスト状のお水が出るので、雫が垂れにくく葉に満遍なくお水が行き渡ります。

植物たちの毎日の葉水が楽になると評判の一品です。(★‿★)

 

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ここまで読まれて、虫嫌だなとか面倒くさいなと思われる方は植物止めた方が良いと思わないでくださいね。

絶対は有りませんが、比較的害虫が付きにくい植物をご案内します。(★‿★)

 

大定番になりますが、「パキラ」 

彼はカイガラムシに限らず比較的虫がつきにくい樹種です。

但し、パキラは葉から蜜を出すことが多い樹種です。

カイガラムシも排泄物などで甘いものを出しますので、お間違いのないように。

 

 

 

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虫については嫌だなあと思うよりも、また「出たか」「やっつけてやろう」位の気持ちで対応するのが良いかと思います。以上いかがでしたでしょうか。

嫌なものは手間はかかりますが、駆除して無くなると喜びもひとしおだと思います。

 

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ykw

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