A GREEN LIFE ! > エバーフレッシュ~七転び八起きの栽培日記~
植物

エバーフレッシュ~七転び八起きの栽培日記~

green-interior
 
時は2014年早春、
本日の更新担当Ysは生まれて初めて“観葉植物”なるものを育ててみようと思い立ち、自宅近くの園芸店に来ていました。🌿
 
それまでの私は実家で祖父が庭や畑いじりをしていた影響か、昔からぼんやりと植物に興味があったものの、実際育ててみようと思う事は無く、ただ何となく「緑っていいよね~」程度のヌルい興味しかもっていませんでした。
今となってはそんな私が何故突然観葉植物を買う気になったのか、全く思い出せないのですが……
 
 
まあそれはともかく
 
いざ育てようとちょっとオシャレな園芸店に来てみたものの、買うと決めたらとことんこだわりたがる性分故に、なかなかコレと決める事が出来ず、自分で育てやすさや育て方を調べてみても何がベストかわからない……。
 
 
置き場所は?半日蔭って何?
水遣りは?土が乾いたらってどれくらい?
植え替えって何?肥料は?霧吹きもするの?
 
 
小一時間ほど険しい顔で植物達を睨みつけ、初めは話しかけてくれていた店員さんも段々距離を取り出したそんな頃、
ふと、見たことのない植物に目を奪われました。
 
  
 
それはヒョロンとした細い幹を真っ直ぐと上に伸ばし、ふぅと息を吹きかけたら飛んで行ってしまいそうな細かい葉を両側一杯に繁らせた、小さな小さな『エバーフレッシュ』の苗だったのです。
  
 
その姿からは大自然の逞しさは感じられず、むしろ昔プラモ屋で見たジオラマの樹木のような、赤子の手でも一捻りでダメになってしまいそうな、それはそれはささやかなものでした。
 
さすがにコレは弱そうだ。初心者の自分に育てられるはずが無い。
と踵を返そうとしますが、どういう訳でしょう、そのミニチュアのような細やかさが無性に心をくすぐります。
 
その場で軽く調べてみると、そのサイトには「育てやすい観葉植物です」の文字。
これなら行けるだろうか。見た目は弱弱しくとも雑草魂を持っているのだろうか。
 
 
そんな淡い期待と謎の“ムズムズ”を内心に抱えつつ、1,000円程度のそれを恐る恐る購入したところから、私の園芸生活が始まったのです。
 
 
 
 
そこからは毎日試行錯誤の連続でした。😅
 
エバーフレッシュは観葉植物の中では比較的水好きで、うっかり水やりを忘れるとしんなりと葉を垂らします。まして小さな苗ともなれば鉢の中はあっという間に乾いてしまい、夏の間は毎日様子を見ていました。
 
夏と言えば育て始めた年の6月、たまにはしっかり日光浴させてやろうと西向きのベランダに出してやったら、突然浴びせられた西日に驚いたのか、葉っぱが4割ほど落ちた事もありました。
 
 
それでもエバーくん(仮)は新芽を出し続けました。
 
 
育て始めて二年目の夏、
「エアコンの風は植物に悪い」と聞いた私は
「そんなに悪いのか。どのくらいヤバいのかな?」
と興味本位でエバーくんをエアコンの真正面に置き、その様子を観察することにしました。
そして三か月後の9月初旬、エバー君の葉っぱは6割も落ちてしまいます。
 
その翌年3年目の春、
「エバーフレッシュはひょろひょろ育ちやすいので、何年かに一度強剪定をした方がいい」と聞いた私は、なんとエバー君の一番太い、出会ったころからすくすくと育ててきた一番太い幹を、地際15cmのところからばっさり切り倒してしまいます。(この時エバー君の身長は地際から60cmほど)
 
 
それでもエバーくんは、負けじと新芽を出し続けました。
 
 
 
そして、エバーくんと出会ってから6年目の今年の夏。
私はまたやらかしてしまいます。
そろそろ水やりが必要だと気付いていながら、うっかりそのまま数日家を空けてしまったのです。😱
 
気づいた時には時すでに遅し、慌てて帰宅した僕の目の前にあったのは見るも無残なエバーくんの姿でした。
葉はかぴかぴに乾燥した使い古しの雑巾のように萎びてぶら下がり、枝もところどころ皺枯れたようにやせ細っていたのです。
 
 
ああ、なんてことだ遂にやってしまった。
 
 
この5年間一緒に暮らしたエバーくんの思い出が走馬灯のようによぎります。
 
ひょろひょろの苗をおっかなびっくりで買ったあの日。
初めて新芽を見た時のあの感動。
おそるおそると行った初めての植え替え。
 
植物がもっと好きになったのも、園芸店に就職しようと思ったのも、全部全部エバーくんのお陰だったのに、私はなんて事を……
 
 
やがて枯葉も一つ二つと落ちていき、襤褸をまとった浮浪者のような姿から、見たまま枯れ木に姿を変えてしまっても私はあきらめる事が出来ず、ひたすら水をやりつづけサーキュレーターの風を当て続けました。
 
生まれて初めて、渋谷駅の前で帰らぬ主人を待ち続ける忠犬ハチ公の気持ちがわかった気がします。
 
 
嘘でも幻でも、どんな姿でもいい。
もう一度、もう一度だけでいいから、また新芽を出してくれないか。
 
 
 
 
そんな毎日が続いたある日、私は見つけてしまいました。
 
なんとほとんどオブジェと化していたエバーくんの幹から、茶色い新芽が出ているではないですか!!!!😂
(※エバーフレッシュの新芽は茶褐色です)
 
 
あの時の喜びようをどう表現したら良いでしょう。
男泣き寸前の顔でじんわり微笑みながら、枯れ木同然の鉢植えに語りかける三十路の男性。
なんと声をかけたら良いかわからず「お前……ほんっと………なぁ……お前……😭」と意味不明の嗚咽を吐き続ける独身男。
 
およそ他人から見たら危険な人にしか見えない姿を晒しつつ、その日は一日小躍りして過ごしました。
 
 
 
エバーフレッシュの事を「弱い」「葉がぼさぼさに繁る」「葉が落ちて掃除が面倒」という方がいらっしゃいます。
 
しかしそれは、この子の一側面にすぎません。
 
水切れはしやすいです。ですがそれを知っていれば小まめに見るようになります。
葉は確かに繁ります。しかし裏を返せば新芽がよく出ます。
葉は落ちます。けれど落ちるのは葉が茂り過ぎている場所か乾燥のし過ぎです。剪定や霧吹きでいくらでも防げます。
 
 
人も植物も、長所と短所は常に表裏一体なのです。
 
エバーフレッシュの性質を知って付き合っていけば、何度だって応えてくれることを私は知っています。
 
 
 
 
2019年12月19日現在、グリーンインテリアでは10号鉢が2鉢、8号鉢が2鉢ございます。
 
多少手間はかかるかも知れません。
けれど、負けん気の強い植物ですから、付き合い方が分かればいつまでも付き合っていけます。
 
もしも不安になったなら、いつでも当店を頼ってください。
エバーフレッシュを苛めまくった、私Ysがしっかりサポートさせていただきます!
(来年は一杯甘やかして育ててやろうと思います。親バカなので🥰)
 
  
Ys
 
 
エバーフレッシュはこちらからチェック → こちら
 
グリーンインテリアホームぺージ

Facebookで更新情報をチェック!